クマガイソウ(熊谷草) ラン科 |
植物生態園で咲いていたクマガイソウです。
アツモリソウの仲間で、北海道~九州まで分布。
雑木林、常緑樹林の中などに群生します。
クマガイソウという名前の由来が気になりますね。
花の丸い唇弁(膨らんだ部分)を、源氏の武将・熊谷直実(くまがいなおざね)の
背負っていた母衣に見立ててこの名前がついたそうです。
母衣(ほろ)とは、竹製の籠の上から丈夫な布を被せ、それに紐をつけて体に留める
防具のこと。これにより後方からの流れ矢を防ぐことができたと、伝えられています。
クマガイソウ ラン科
花の中心の唇弁と呼ばれる丸い球状の器官を母衣に見立てた


扇状の葉が特徴

キエビネ ラン科

エビネ ラン科

池の周囲の新緑

