京都府立植物園の楓(ふう)の木とお花たち |
晴れたり曇ったり、にわか雨が降ったり・・と、ころころ変わるお天気の日でした。
『植物生態園』は日本各地の山野に自生する植物をできるだけ自然に近い状態で
植栽しているので、実際に野山を歩いているような楽しいところです。
紅葉の楓(ふう)の木も見事ですが、新緑も爽やかな美しさがありました。
3年前の秋に見た紅葉の楓(ふう)の木と楓の木の説明はこちらに
載せていますので見てくださいね。
フウの木 マンサク科
植物生態園で咲いていたお花たち
ルリハコベ サクラソウ科
瑠璃色の花の径は1センチほど。関東以西に分布するヨーロッパ原産の帰化植物です
クサイチゴ バラ科
本州、四国、九州に分布。落葉低木で野山の林のへりや草むらに自生します。
キイチゴの仲間ですが、茎が草のように這うので『クサ』の名前がつきました。
糺の森では咲き終わってましたが、ここではポツリポツリと咲き残ってました。
ヤマブキソウ ケシ科
本州、四国、九州の山地の林の中や森陰に自生。
バラ科のヤマブキと同じ花色なのでヤマブキソウの名がつきました。
ヤマブキの花弁は5枚。ヤマブキソウの花弁は4枚。
ヒメフウロ フウロソウ科
花がほかのフウロソウの仲間より小さいのでこの名が。
全草に塩を焼いた香りがあるので別名はシオヤキソウ。
タツナミソウ シソ科
花が一方方向を向いて咲きそろう姿は、北斎が描く立浪に似るのが名前の由来。
関東以西の本州、四国、九州に広く分布しています