春の京都 (三) 世界文化遺産・国宝 姫路城 |
今年3月、約5年におよぶ大修理を終えた姫路城。ぜひ見たいと思ってました
京都から姫路まで新快速で1時間45分。
早起きして朝7時前の電車で姫路へ向かいました。
利用しているホテルは京都駅から徒歩2~3分。JRでの移動はとても便利です。
姫路には9時前に到着。青空に輝くお城を見たいと思いましたが生憎の曇り空。
お昼前には晴れる予報なので期待しながらお城に向かいました。
姫路城は慶長年間に建てられ、日本独自の城郭建築の技術が最高潮に達した時期の
最も完成されたお城と言われています。
1964年『昭和の大修理』から約半世紀ぶりの大修理。
今回の修理は50年近い年月をへて大天守に傷みや汚れが目立つようになったため
屋根と壁面の修復を主におこなった。
白鷺城とも呼ばれる白亜のお城。
この白さは壁に施された白漆喰と屋根瓦の目地に使われた目地漆喰によります。
カビや風雨により思った以上の早さで黒ずむので、真っ白な姿を見たいのなら
早い方がいいそうです(^-^)
世界文化遺産・国宝 姫路城
白く輝く美しさから白鷺城と呼ばれる
江戸時代以前に建てられた現存天守で最大の規模を誇る国宝
1993年、日本で初めてユネスコ世界文化遺産に登録された姫路城は
その400年の歴史の中で、一度も戦火に見舞われることなく築城の雄姿を
今なお残す『不戦、不暁の城』です
大天守への道
城壁や塀には丸や三角、四角の鉄砲挟間、長方形の矢狭間がある
左の塀に四角の狭間が見えます
挟間(さま)は、すきまの意で城壁や塀に設けて外をうかがい、鉄砲や矢を放った窓
姫路城には約1000の狭間があるそうです
どこからか種が飛んできて根付いたノボロギクかな?
四角の鉄砲挟間の近くで咲いてました 四角の挟間、わかり難いですね(~_~;)
青空に燦然と輝く姫路城
外観5層の大天守は,内部6階、地下1階
最上階の6階まで急勾配の狭い階段を登ります。疲れました~
最上階からの眺望
最上階から
瓦の目地漆喰は瓦が風で飛ばないように固定するもの
今回の修理で塗りなおし、屋根全体が白く見える
本丸(備前丸)から見た大天守正面
高さ15mの石垣の上に32mの大天守がそびえる
内堀から望む姫路城
青空に映える姿は、純白の翼を広げて飛び立つ白鷺に例えられ白鷺城の名もある
化粧なおしが無事に完了し白鷺城にふさわしい姿に蘇った