ハキダメギク(掃溜菊) |
夏から秋まで日本各地の道端や土手などに自生しているハキダメギクです。
熱帯アメリカ原産の帰化植物で、直径5mmほどの小さな花を咲かせます。
ここはフェンスで囲まれたある施設の敷地ですが、夏の草刈りの時期、
咲いていたハキダメギクはそのまま残して草を刈っていました。
植物を好きな人が草刈りをしたのかもしれない・・と、嬉しくなりました。
大正時代、世田谷区の掃溜めで見つかったことからこの名がつきました。
なんともお気の毒な名前を付けたのは、牧野富太郎博士といわれています。
『雑草とはその美点がまだ発見されていない植物である・・』 エマソン
ハキダメギク(掃溜菊) キク科
縁が3裂している舌状花を5枚つけます 花の径は5ミリほど