朝の花散歩・ドクダミ(毒溜) |
ドクダミの白い花が綺麗に咲いてました。
独特の臭気がありますが、白い十字型の白い花も濃い緑色のハート型の葉も美しく、
欧米では日陰に適したグランドカバーとして栽培されることもあるのだとか。
昔は多くの薬効を持つ薬草として重宝され『十薬』とも呼ばれていましたが
医薬の進歩でドクダミの存在価値は失われてきました。
ドクダミ(毒溜) ドクダミ科
1 日本から東南アジアにかけて分布するドクダミ科の多年草
2 白い花びらに見えるのは苞で、花に付随した葉が変形したもの。
本物の花はごく小さく雌しべと雄しべだけの構造で花びらもなく
中央の花軸に多数が集まってつく。(黄色の部分)
3 白く大きな苞は、本来、虫の注意を惹きつけるために発達したはずだが
日本のドクダミは、受粉せずに結実する便利な性質をもっているので
せっかくの「花びら」に似せた苞も無意味?
4
5
6
7