秋の京都ひとり旅(四) 賀茂別雷神社(上賀茂神社) |
京都府立植物園でのんびり野の花や蝶の観察を楽しむことにしました。
まずはバスで上賀茂神社へ向かい、そのあと京都府立植物園へ行きました。
この日も陽射しが強く30度近い真夏日でした。暑かったです~
10月1日
上賀茂神社
平安京以前からこの地にあった神社のひとつ。
正式には賀茂別雷(かもわけいかづち)神社といい世界遺産にもこの名で登録されている。
本来は京都市北部の豪族、賀茂氏の氏神で、雨をもたらす『雷いかづち』
つまり農業の神を祀っていた。
京都三大祭のひとつ葵祭の舞台でもある。
立砂(たてすな)
祭神が降臨する神山を象ったもの。
頂上には松葉が挿され、ご祭神である賀茂別雷(かもわけいかづち)神が
降り立つための依代。
細殿の前にある一対の立砂は上賀茂神社の特徴的な風物。
立砂の文字は薄くなってますが、美しい文字だったので載せました
重要文化財の桜門と御物忌川(おものいがわ)に架かる玉橋。
桜門をくぐった先に本殿と権殿がある。
10月1日に行われる月次祭(つきなみさい)
月の初めに際し、国家安泰・皇室と国民の平安を祈願する祭典
この祭典は御初穂料三千円にて誰でも参列できるようです。
小倉百人一首にも詠まれた『ならの小川』
藤原家隆の歌碑も立っている。
川のせせらぎは、荘厳な境内に静謐な雰囲気を醸し出しています。
桜門の一帯には、御手洗川(みたらしがわ)と御物忌川(おものいがわ)が流れ
この2本が合流したのが、この『ならの小川』です。
『小倉百人一首』に
風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける (藤原家隆)と歌われた
このあと、バスで京都府立植物園へ行き、野の花と蝶の観察を楽しみました