京都の旅・初夏(八) 苔と石斛の美しい祇王寺 |
前日までの雨もあがり午前中は曇りでしたが、落柿舎に着いたころから
陽射しが強くなり気温も30度近く。暑くてたまりません。
この日はホテルを朝8時半ころ出て、法金剛院~清涼寺~落柿舎と歩き
落柿舎を出たのは2時半になってました。
途中でお昼ご飯を食べたりお茶を飲んだりと休憩はしましたが
もう6時間も経っています。
暑い陽射しの中でさすがに疲れてきました。
戻ろうかなぁ・・杖が欲しいなぁと思いながら(~_~) もくもくと歩きました。
祇王寺は小倉山の麓、竹と楓に囲まれたささやかな草庵です。
苔と珍しい花、石斛(セッコク)がとても綺麗でした。行った甲斐がありました(^-^)♪
平安時代の末期、白拍子の祇王は平清盛の寵愛を一身に受けていました。
やがて同じ白拍子の仏御前の出現で清盛の愛を失った祇王は、母と妹の三人で
出家して嵯峨野にあった往生院で隠棲。
その往生院の跡地に立てられたのが祇王寺です。
のちに仏御前も出家して、4人は念仏三昧の日々を過ごしたのだといいます。
祇王寺
祇王寺の入り口
平清盛の寵愛を仏御前に奪われた祇王だが、のち二人はともにこの寺で生涯を終えました
新緑と苔がとても美しかったです
苔庭の奥に見える本堂
ライトアップされたように見える苔庭。奥は竹林です。不思議な世界・・
表門
セッコク(石斛) ラン科
苔庭の木にセッコクが生えてました。 白拍子の舞にもみえます・・☆
悲恋のヒロイン祇王のような美しさ
ベニバナヤマシャクヤク ボタン科
鉢植えのベニバナヤマシャクヤク
ベニバナヤマシャクヤク、ユリ、どちらも鉢植えです