秋の北大植物園、ツリバナとマユミ |
森の風鈴と呼びたいような可愛いツリバナの赤い果実が風に揺れているのを見るのは
この時期の楽しみ!
さくらんぼのような赤い果実は熟すと5つに裂け、中から朱色の種子が顔を覗かせますが、
落ちそうで落ちないこの種子が風に揺れている様子は見ていてあきません。
多くの木の枝の先端の葉は1枚ですが、ツリバナの枝の先端の葉は2枚です。
したがってひとつの枝の葉の数は常に偶数です。
ツリバナ ニシキギ科
オオツリバナ ニシキギ科
こちらの果実はサクランボのような球形ではありません。
図鑑の説明によると「5個の狭い翼があり・・」となってますが
私は角ばった形の実と覚えてます。写真中央の実がそうです。
マユミ ニシキギ科
5~6月ころ咲く控えめな花とは対象的に、よく目立つ実は熟すと4つに裂け、
中から赤い種子を覗かせますが、その様子の可愛らしいこと!
ひな祭りの雛あられを連想してしまいます。
今日の北大植物園 少し秋色に変わってきましたね。